
とりあえず色々と受けてみたものの、好きなことなんて、まだわからない。どういう軸で選んだらいいのかわからず、悩んでいて中々前に進みません…。1社目の選択は重要ですよね?
そんなお悩みにお答えします。
結論、確かに1社目は大事。でも、実際はどこでも大丈夫だよ。
ええ〜っ、答えになってない!(笑)
この記事は、1社目の選択の軸をお伝えするものではありません。
ゆくゆくそういう記事も書いていきたいなと思っているので、
「とにかく選択肢を知りたい!」という方は少々お待ち下さい…。
こんな記事もあるので、お急ぎの方は他社サイトを参考にするのも良いかと!
マイナビ学生の窓口 https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/37490
今回は、具体的な選択肢ではなく、
好きなことがわからなくてもなぜ1社目を気軽に選んでOKなのか、
その理由を解説していきます。
就活は気軽に楽しみながらやったほうが、より素直な自分を出せて結果もついてくるもの。悩みすぎるくらいなら、気軽な気持ちで取り組もう!
文系の私が、全く興味のないIT業界に新卒入社。でも、後悔はゼロ!

まずは私の実体験から紹介します。
私は現在24歳で、新卒で入社したIT企業で勤めています!
【私の学歴】
・高校
文系。英語中心のコース。
・大学
こちらも文系。外国語学部。イギリスに10か月留学して国際関係学を学ぶ。
そう、私はバリバリの文系にもかかわらず、これまで全く興味のなかったIT業界に就職することにしたの。
むしろ、最初はホテルとかブライダルとかエアラインとか、接客業に就きたかった。
だって、学生が経験するバイトってほとんどが接客業でなんとなくわかってたし、なんとなく好きだと思ってたからね。
そんな私が、最終的にIT業界に就職を決めた理由はコレ↓
・ITといっても、職種がいろいろあって文系出身者も多かった
・英語を生かせる仕事があった
・上場してるけど、ベンチャー気質で成長できそうだった
・他に受かったところがなかった
ぶっちゃけ、上3つは後からつけたような理由であって、
本当の理由は最後のやつだね…(苦笑)
でも、「もっと頑張っておけばよかった」とすら思わないし、全く後悔してない。
その理由を、説明していきます。
とりあえず就職することで、自分が本当に好きなことが見えてくる
もし、今これを読んでいるあなたが、まだ就活までに時間のある大学1、2年生とかなら、大学生活中に本当に好きなことを思いっきり探せばいいと思う。
好きなことが明確になっている以上に素敵なことはないです、はい。
でも正直、20年ちょっとの人生で絶対的に好きなことがわかる人なんて
ほとんどいないと思う。し、私もわからなかった。やっとヒントが見つかったくらい。
じゃあ、どうすれば好きなことがわかるのか。
それは、もうとにかく色々やってみるしかない。
例えばあなたが、習い事はピアノしかやったことがないとする。
それで本当に「ピアノが好き」と言えるかな?
水泳もやってみて初めて、「やっぱりピアノのほうが好き!」ってなったり、
「いや、水泳のほうが好きかも!」ってなると思うんだよね。
私は、大学の頃から「発信することに興味がある」と思ってみたんだけど、
全く違う仕事をしてみて、「やっぱり発信が好き!」ということに気がつけた。
これって、自分の中ではかなり大きな収穫だし、深く考えずに就職したからこそ得られた気づきだと思う。
だから、「こっち面白そう!」「やってみたい!」みたいな感覚で大丈夫!
とりあえず就職することで、自分の理想の働き方が見えてくる
就職先の判断基準は、好き嫌いだけじゃないよね。
・ワークライフバランス
・職場環境
・キャリアアップの方法(どんどん昇進する、一つの分野を極める、など)
会社説明会で、働き方だったり、会社の文化について説明を受けることがあると思うけど、正直5分くらいの口頭説明だけじゃ、実態とかその環境が自分に合ってるかまではわからないよね。
(もちろん、相当な覚悟と理由がない限り、ブラック企業はやめたほうがいい。
曖昧な理由で入っても心身ともに疲弊するだけだと思う。)
まずは1社入ってみることで、
「自分はこんな働き方がいいな」「こんな理念の会社がいいな」がやっとわかるはず。
遠回りだと思うかもしれないけど、周りに相談してみたりした上でも自分の理想がわからなければ、これが一番手っ取り早いし、自信を持って次の選択ができると思う。
とりあえず就職することで、心に余裕ができる
就活中って、色々考えたり、不安になったりするよね。
周りが内定とってたり、皆んな行きたいところに決まったりしてたら、特にね!
私も周りと比べては、何回ため息をついていたことか…。
就活事情も毎年どんどん変わっていくけど、最後になるかもしれない学生時代の貴重な時間を、「1社目どうしよう〜」に費やすのはかなりもったいない、ということはここまで読んできてもわかるかと思います。
さくっと決めて、学生時代にしかできないことを楽しもう!就職の準備をしよう!
もう、これに尽きる!
「本当に好きなことがわからないから、この先不安」という場合も、
就職すれば生活は安定して、心の余裕もできて、好きなこと探しを始められる。
から、大丈夫。
ある程度時間をかけても答えが出なさそうなら、まずは興味本位とか直感で決めて、
「就職したら土日はどう過ごそうかな?」とか、
「卒業旅行どこ行こうかな?」とか、
「卒業までに何か挑戦してみようかな」とか、
就職先で学べそうなこととかを考えていたほうが、確実に有意義です。
過去の選択を、正解にするかどうかは自分次第
確かに、就職する前に、やりたいことや好きなことがわかっていたらなと思うことはある。
でもわからなかったことに対して、後悔しても仕方ないし、
わかった時からでも全然遅くないと思う。
今の時代、新卒入社後3年以内に転職する人も増えてるし、道はいくらでもある。
ぶっちゃけ、一人一人の入社理由なんて誰も気にしてないし、
それが正解だったのかも自分次第で決められちゃうこと。
だったら、私はもちろん正解にしたいって思う!
私という存在は、これまでの私の選択が作ってきたものであって、
あなたという存在も、これまでのあなたの選択があるこそ。
だからいろんな人がいて面白いし、個性が出るんだと思う。
就活のゴールは、自分にとってベストな会社を見つけることじゃない。
単なる人生の通過点にすぎない。
どんな選択であれ、それはいつか必ず、あなたの貴重な財産になるはず。
読んでくださったあなたが、就活を気軽に楽しめることを祈っています!
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