【経験談】抑うつ状態になって学んだ5つのこと

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marine
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こんにちは!初心者ブロガーのまりーんです。

今回は、うつを通して学んだことや気づきをシェアしていくね!

わたしは、過労が原因で「抑うつ状態」と診断され、今は休職3か月目に入ったところ。

うつになるのは今回で3回目なんだけど、色々考えたり、ちゃんと向き合ったのは今回がはじめてなの。

うつって心身ともに辛いし、大変なことも多い。
でも、その中で気づいたり学んだりすることも多かったんだ!

うつに関係なく、今後も大切にしていきたいなって思うことだったから、今回はこの2か月半で学んだ5つのことをシェアしていきたいと思います!

(1)うつになるのは、悪いことではない

普通、うつなんてなりたくないよね。
わたしも、もう今後はなりたくないけど、今回はなってよかったなって思ってる

ならないようにするのが一番。
でもなってしまったら、素直に受け止めて、前に進んでいくのがいいと思うんだっ。

「うつって悪くないな」って思った理由は、主に3つあるよ!

自分のせいじゃない

うつになると、「自分が弱いから」「こんな自分ダメだ」って思う人が多いと思うし、私もそう思ってた。

でも、実際には「5人に1人はなる」とかも言われてるし、社員の仕事量をマネジメントできてない会社側の問題であることもあるし、自分のせいばっかりじゃない。

だから、「うつになる」=「自分が悪い」って考える必要は全くないよ!

次の理由につながるけど、「自分のせい」って思ってても何も進まないんだよね。
「これからはどうしていくのがいいのかな?」って考えるきっかけにしよう!

自分と向き合う機会に

過去2回のうつは、学校があったから、自分と向き合う余裕がなくて、とにかく毎日必死にやり過ごしてた。

でも、今回「休職」という名の時間をもらって、はじめて自分と向き合ってみたの。

過去のうつ経験については、次のページで書いてるよ!

中でも一番良かったのが、うつの根本的な問題になっていた「自己肯定感の低さ」を改善できたこと。

私が実際に使った自己肯定感の上げ方については、次の記事で説明しているよ!
「自己肯定感が低い」「ありのままの自分を好きになれない」って人には、ぜひ参考にしてみてほしいな。

向き合えたと言っても、まだ悩むこともたくさんある。
これからも引き続き、日々の自分を観察しながら、自分と向き合っていきたいなって思ってます!

経験することで、優しくなれる

これは何においてもそうだと思うけど、経験してみないとわからないことってあるよね!

今回うつになってみて、

・うつの人は、どういう思いで日々過ごしているのか
・どんなことをされたら嫌で、どんなことをされたら嬉しいのか

を改めて知ることができた。

「それを知るために、うつになった方がいい」とは1mmも思わない(笑)
でも、やっぱり経験することで、より想像力が働きやすくなって、人に優しくできると思うんだ!

(2)身体と心は、繋がっている

今回のうつは、最初から心が病んでたわけじゃなかったの。

最初は、頭痛や微熱、胸焼け感、ダルさからはじまった。
それがストレス要因だってわかって、だんだん心も病んできたんだ。
(うつ経験者なら、わかる人も多いはず!)

心の状態は体に出るし、体の状態は心にも影響する。

今回は、これをすごく身にしみて感じました。

常日頃から「今の自分は、心と体の状態がどうなってるかな?」って観察したり、小さな変化に気がつくことが大切だなって思ったよ!

(3)周りの人は、思っているより優しい

うつになりやすい人の傾向として、「責任感が強い人」が一つあるんだけど、わたしはまさにこれだった。

「自分でなんでもできること」「人になるべく頼らないこと」が正義だと思ってたのね。
悩み事とかも、全部自分で解決したいタイプ(笑)

だからこそ、仕事も全部引き受けちゃったり、辛い時もなかなか相談できずにいたの。

その裏には、人をあんまり信頼していない自分や傷つきやすい自分がいたことが原因。

「この人に頼んで、本当に大丈夫かな?」
「こう言ったら、どう思われるかな?」「嫌われないかな?」

こう思ってる自分がいたんだよね。

でも、心身ともに限界がきて、いざ上司や友達に相談してみたら、みんなすごく優しく話を聞いてくれて、すぐに対応してくれて、すごくびっくりしたのを今でも覚えてる!

「もっと人に頼っていいんだ」
「悩みがあったら、人の力を借りてもいいんだ」
「助け合いで生きてるんだ」

こういう考え方に変えることができたんだ!

人に言いづらいことや、人からの評価が気になることがあるかもしれない。
もちろん全員じゃないかもだけど、自分が思ってるよりも、周りの人はあたたかいよ!

(4)治すには、自分の意思も必要

うつの治療には、色んな方法がある。

薬物療法だったり、行動療法だったり…。
わたしは専門的なことは詳しくないし、重症度や原因も人それぞれだから、「これが全て解決する!」とは言い切れない

わたしは軽度だったから、安定剤を毎日飲んでる。
でも正直、効果なんてちっとも感じないよ(笑)

時間が解決してくれることもある。

でも、「ちゃんと治すんだ!そのために少しずつでも、試行錯誤しながら前進するんだ!」って、自分で意志を持って行動することが必要だなって、最近感じてる。

問題を解決するには、人に頼ったり、うつなら薬に頼ることも必要。
でも、自分自身でも解決する意思を持って、行動することも大切だなって思ったよ!

(5)人生には、波がある

最後に、人生には波があるということ。
そして、波が来たら、慌てずに「どう乗り越えるか」に集中すること。

人にもよると思うけど、うつってずっと病んでるわけじゃないんだ。
すごく調子が良い日もあれば、悪い日もあるし、1日の中でも波があったりする。

「最近調子良いなあ」って思った矢先、一気に調子が悪くなることもある。

そういう時は、すごいショックを受ける。困惑や怒りの感情もこみ上げてくる。

「どうしたら良いんだろ?」「なんで?」「こんなに頑張ってきたのに」

これは、うつだけの話じゃないと思うの。
人生という大きなスケールでみると、誰しも必ずそんな「波」を経験するよね。

大きな波に襲われたら、パニックになるのが普通だと思う。
でも、客観的に考えたら、パニックになればなるほど溺れちゃうよね。

まずは、人生には波があるということを認識すること。
そして、波が来た時は、冷静に「どう乗りこなせばいいか」を考えること。

これがすごく大切だなって、自分のうつの「波」を通して感じました。


marine
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まだ療養は続くけど、この2か月半を通して、学んだことをまとめてみました。この5つは、うつが改善したあとも大切に意識していきたいなって思ってるよ!

うつ自体は、すごく辛い。

頭がガンガンする時もあれば、思ってもないのに「死にたい」って言葉が頭をぐるぐるする時もある。

そんな辛い経験は、できるだけしてほしくない。
でも、「絶対ならない」って確証がないのが、うつなんだよね。

marine
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だからこそ、わたしの経験が1人でも多くの人を救うことができたらうれしい。

うつになってはじめて気づけたことを、1人でも多くの人に知ってもらうことで、誰かの人生がより明るくなればいいなと思っています。

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